コロワイド[7616] 第55期定時株主総会
場所:パシフィコ横浜 国立大ホール
日時:2017年6月28日(水) 午後2時
[2018年の記事はこちら]
[2016年の記事はこちら]
コロワイドの株主総会出席は5年連続5回目です。
出席者は400～500名でした。
議長は野尻社長が務めました。
総会の流れは以下の通りです。
・監査報告(深澤監査等委員)
・事業報告(映像形式)
・議案説明(野尻)
・質疑応答 14時25分～
・新任取締役紹介
閉会は14時55分です。
株主質問会の流れは以下の通りです。
・会社紹介(映像形式)
・質疑応答(個別質問も可)
・蔵人会長講演
終了は15時52分です。
質疑応答の形式は以下の通りです。
-係員がマイクを持参
-報告事項と議案関係の質問以外は質問会で
1-1 しゃぶしゃぶ温野菜では株主優待は使えないのか？
野尻「レインズインターナショナルが運営している牛角、温野菜、土間土間、かまどかの店舗は優待対象外。9割がFC店舗のため優待利用を認めると多大なコストを負担しなければならなくなる。コロワイドグループ直営店なら利用できるのでご容赦いただきたい」
2-1 牛角の北米事業買収の詳細について。
野尻「レインズUSAのM&A当時の業績は売上げ70億円,営業利益11億円,EBITDA13億円。全40店舗をアメリカとカナダで展開。業績と成長力を考えたら高い買い物ではない。のれんの減損リスクも小さいと考えている。これまで東南アジア中心にやってきたが新たに北米大陸での店舗展開の基盤ができた」
戸津取締役「現在は42店舗。カナダの4店舗を除く38店舗には訪問した。将来有望だと思っている」
3-1 フレッシュネスバーガーの買収について。
野尻「直営が50店舗でFCが112店舗。買収時の業績は売上げ52億円,営業利益8000万円,EBITDA3億円。ハンバーガー事業領域の原石を確保した。FC店舗多くがレインズの加盟店プラットフォームを利用して展開を行える」
船曳(フレッシュネス社長)「店舗数は少ないが商品力にこだわっている。食材コストや初期投資の削減を行い収益性を上げることで将来的には400店舗まで拡大したい」
4-1 中国や中東での事業について。
野尻「FC展開を予定。現地の方に店舗を運営してもらいリスクは感じていない。ロイヤリティや食材の一部の収益を見込める」
4-2 レインズの人材が冷遇されているという噂がある。
野尻「冷遇はしていない。グループ全体で活躍している。根もはもない噂だと思っている」
蔵人「公平が求められている。派閥も作らない。偏った人事もしない」
根本(レインズ社長)「私としては冷遇と感じていない。ビジネスとしての叱咤激励はある」
5-1 IFRSを導入した理由。
野尻「海外での店舗展開が多いので現地で比較しやすくするため。M&Aが多いのでのれんの処理の問題でIFRSが合致しているところもある」
5-2 非支配持分の数字が悪い。カッパ・クリエイトの改善策や将来性は？
野尻「カッパの損失が大きい影響。グループ一丸となってカッパの改善に取り組んでいる。2月以降既存店売上高はでは前年を大きくクリアしている。今期の業績は元に戻ると考えている」
6-1 カッパ新社長の評価を蔵人会長から聞きたい。
野尻「会長にはあとで話させる。バンノウ水産を赤字から高収益会社に変えた仕事のできる人」
6-2 カッパ寿司の食べ放題について。
野尻「しっかり計算しているので売れて赤字ということはないから安心してほしい」
大野(カッパ社長)「食べ放題はトライアルとして20店舗でやっている。想像以上にマスコミが扱ってくれたので8億円くらいのメディア効果があったと認識」
7-1 株主優待をこれからも続けてほしい。
野尻「今後も頑張っていく」
8-1 ここ数年における新店への投資の成果が知りたい。
野尻「コロワイドMDへの投資はかなり効果が出ている。やきとりセンターは高い数字を記録しており無駄な投資ということはない。カッパは前年度の出店がうまく行ってないが現在改善中。アトムは前々期に急出店をかけて思うように数字の出てない店舗もあったが収益は改善されつつある」
9-1 取締役候補者の黒山氏から所信表明を聞きたい。
野尻「人事担当を入れたのは働き方改革のため。今後の経営戦略に欠かせない人材」
黒山「26年間外食に在籍。13年を現場、もう13年は人事畑とバランス良く経験を積んでいるのが強み。女性としての視点も」
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更新が日を跨いですみません。
さすがに1日2本書くと時間がかかるのです。
株主質問会の方はメモ取ってないので省略します。
今年の蔵人会長は話したいことが溢れている様子でした。
内容としては社内報の流出、カッパの赤字、人事、M&Aなどです。
20分以上話されて、例年通りあちこちの方面へ石を投げてました。
巻き込まれたくないので詳細は書きませんが。
まあ期待通りの話は聞けたかなといった感じです。
あと今日は会場の造りが特殊でした。
前後一列おきにシートが全て倒され、かなりゆったりと使える形状になっていました。
超巨大会場だからこそできる贅沢な使い方だなと。
そのおかげで質疑応答時のマイクの移動がスムーズに行なえていたので成功だったのではと思います。
また前回に比べると人数多かったように感じます。
(施設の視覚効果もあるかも)
お土産廃止で激減した出席者もこの辺りで安定しそうです。
お土産はありません。
招集通知に記載があります。
場所:パシフィコ横浜 国立大ホール
日時:2017年6月28日(水) 午後2時
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コロワイドの株主総会出席は5年連続5回目です。
出席者は400～500名でした。
議長は野尻社長が務めました。
総会の流れは以下の通りです。
・監査報告(深澤監査等委員)
・事業報告(映像形式)
・議案説明(野尻)
・質疑応答 14時25分～
・新任取締役紹介
閉会は14時55分です。
株主質問会の流れは以下の通りです。
・会社紹介(映像形式)
・質疑応答(個別質問も可)
・蔵人会長講演
終了は15時52分です。
質疑応答の形式は以下の通りです。
-係員がマイクを持参
-報告事項と議案関係の質問以外は質問会で
1-1 しゃぶしゃぶ温野菜では株主優待は使えないのか？
野尻「レインズインターナショナルが運営している牛角、温野菜、土間土間、かまどかの店舗は優待対象外。9割がFC店舗のため優待利用を認めると多大なコストを負担しなければならなくなる。コロワイドグループ直営店なら利用できるのでご容赦いただきたい」
2-1 牛角の北米事業買収の詳細について。
野尻「レインズUSAのM&A当時の業績は売上げ70億円,営業利益11億円,EBITDA13億円。全40店舗をアメリカとカナダで展開。業績と成長力を考えたら高い買い物ではない。のれんの減損リスクも小さいと考えている。これまで東南アジア中心にやってきたが新たに北米大陸での店舗展開の基盤ができた」
戸津取締役「現在は42店舗。カナダの4店舗を除く38店舗には訪問した。将来有望だと思っている」
3-1 フレッシュネスバーガーの買収について。
野尻「直営が50店舗でFCが112店舗。買収時の業績は売上げ52億円,営業利益8000万円,EBITDA3億円。ハンバーガー事業領域の原石を確保した。FC店舗多くがレインズの加盟店プラットフォームを利用して展開を行える」
船曳(フレッシュネス社長)「店舗数は少ないが商品力にこだわっている。食材コストや初期投資の削減を行い収益性を上げることで将来的には400店舗まで拡大したい」
4-1 中国や中東での事業について。
野尻「FC展開を予定。現地の方に店舗を運営してもらいリスクは感じていない。ロイヤリティや食材の一部の収益を見込める」
4-2 レインズの人材が冷遇されているという噂がある。
野尻「冷遇はしていない。グループ全体で活躍している。根もはもない噂だと思っている」
蔵人「公平が求められている。派閥も作らない。偏った人事もしない」
根本(レインズ社長)「私としては冷遇と感じていない。ビジネスとしての叱咤激励はある」
5-1 IFRSを導入した理由。
野尻「海外での店舗展開が多いので現地で比較しやすくするため。M&Aが多いのでのれんの処理の問題でIFRSが合致しているところもある」
5-2 非支配持分の数字が悪い。カッパ・クリエイトの改善策や将来性は？
野尻「カッパの損失が大きい影響。グループ一丸となってカッパの改善に取り組んでいる。2月以降既存店売上高はでは前年を大きくクリアしている。今期の業績は元に戻ると考えている」
6-1 カッパ新社長の評価を蔵人会長から聞きたい。
野尻「会長にはあとで話させる。バンノウ水産を赤字から高収益会社に変えた仕事のできる人」
6-2 カッパ寿司の食べ放題について。
野尻「しっかり計算しているので売れて赤字ということはないから安心してほしい」
大野(カッパ社長)「食べ放題はトライアルとして20店舗でやっている。想像以上にマスコミが扱ってくれたので8億円くらいのメディア効果があったと認識」
7-1 株主優待をこれからも続けてほしい。
野尻「今後も頑張っていく」
8-1 ここ数年における新店への投資の成果が知りたい。
野尻「コロワイドMDへの投資はかなり効果が出ている。やきとりセンターは高い数字を記録しており無駄な投資ということはない。カッパは前年度の出店がうまく行ってないが現在改善中。アトムは前々期に急出店をかけて思うように数字の出てない店舗もあったが収益は改善されつつある」
9-1 取締役候補者の黒山氏から所信表明を聞きたい。
野尻「人事担当を入れたのは働き方改革のため。今後の経営戦略に欠かせない人材」
黒山「26年間外食に在籍。13年を現場、もう13年は人事畑とバランス良く経験を積んでいるのが強み。女性としての視点も」
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更新が日を跨いですみません。
さすがに1日2本書くと時間がかかるのです。
株主質問会の方はメモ取ってないので省略します。
今年の蔵人会長は話したいことが溢れている様子でした。
内容としては社内報の流出、カッパの赤字、人事、M&Aなどです。
20分以上話されて、例年通りあちこちの方面へ石を投げてました。
巻き込まれたくないので詳細は書きませんが。
まあ期待通りの話は聞けたかなといった感じです。
あと今日は会場の造りが特殊でした。
前後一列おきにシートが全て倒され、かなりゆったりと使える形状になっていました。
超巨大会場だからこそできる贅沢な使い方だなと。
そのおかげで質疑応答時のマイクの移動がスムーズに行なえていたので成功だったのではと思います。
また前回に比べると人数多かったように感じます。
(施設の視覚効果もあるかも)
お土産廃止で激減した出席者もこの辺りで安定しそうです。
お土産はありません。
招集通知に記載があります。
