セリングクライマックス

株主総会や投資家向けイベントの報告ブログ

2018年06月

日本板硝子 第152期定時株主総会

日本板硝子[5202] 第152期定時株主総会
場所:品川インターシティホール
日時:2018年6月28日(木) 午前10時

[2019年の記事はこちら]
[2017年の記事はこちら]

日本板硝子の株主総会出席は7年連続7回目です。

出席者は300名程でした。

議長は森社長が務めました。
総会の流れは以下の通りです。
・事業報告(動画)
・対処すべき課題(森+スライド)
・議案説明(森+スライド)
・質疑応答 10時28分~
・議案採決
閉会は11時22分です。

質疑応答の形式は以下の通りです。
-係員がマイクを持参
-数に制限なし
-議長が質問をまとめてから回答

1-1 戦略的リスク委員会の運用について。
森「従来はボトムアップ型で各事業部から上がったリスクを評価や対策してきた。それに加えて昨年からは全社レベルで考えるべき重要なリスクや中長期的なリスクを戦略的リスク委員会で評価している。昨年は3回実施。最終的にはリスクについて取締役会に報告しチェックを受ける流れ」
2-1 現状の株価に対する見解を聞きたい。
森「我々がどうこうできるものではなく市場が決めるもの。企業価値を上げて投資家の評価を上げる。業績が低迷していたが昨年から2年連続で黒字、借入金の削減も進み配当も再開した。それらが評価されて株価に反映されれば」
3-1 ESGへの取り組みを具体的に教えてほしい。
森「重要性は認識しており対応強化して積極的に情報発信している。省エネ用ガラスや太陽光など環境に貢献する製品を提供する一方で、製造工程では化石燃料を使いCO2を排出している。ガラス生産において毎年1%ずつCO2を削減している。欧州の工場で使われる電力の半分は自然エネルギーが由来。日本では工場の空いたスペースに太陽光パネルを設置するなどしている。従業員の個々の能力を高め参画することが当社の強みの一つ、多様化を進めていく。サプライチェーン全体で倫理規範の遵守状況を確認。日本板硝子材料工学助成会での貢献も。非財務活動をしっかりやっていくためにもガバナンスを強化していく」
4-1 ブレグジットを受けてのポンドレートの見通しや影響は?
諸岡副社長「ブレグジットの際にポンドが急落し、バランスシートの資本の為替が少しマイナスになった。ポンドだけでなくユーロや米ドル、南米通貨のアセットがある。事業を行う国での通貨の動向が重要になってくる。動きが多様のため一概に見通すのは難しい。通貨がバランスシートに与える影響を把握し早めに対応している」
4-2 GDPRへの対応について。
日吉執行役「昨年早くからグループ全体で準備してきた。情報システムと法務の欧州チームを中心に人事、監査など組織を横断したメンバーで対応。基本的にBtoBなので対象の個人情報は限られており、リスクも限定的。ただ課徴金が甚大なのでグループを上げて対応に努める。遵守すべき規則や内規を準備。個人情報保護が進んでいるドイツでの経験が活かせる」
5-1 種類株式の償還は?
諸岡「発行時に発表した通りで2020年辺りをメドに償還していく計画に変わりはない。発行目的はバランスシートの資本を安定させることだった。収益力も改善しキャッシュも2年連続で100億円超えのプラス。利益とキャッシュを元にできるだけ早く償還していきたい」
6-1 売上高と営業利益は伸びているが当期利益は増えていない。
森「前期はアメリカの法人税減税に伴い、96億円の税資産取り崩しが発生した。一過性のもので現金流出があったわけではないが利益には影響。実力的には100億円近い増額ができたと思っている」
6-2 固定費を減らす取り組みは?経営効率を高めるというがピルキントン関係の子会社が多い。
森「この数年はできるだけ設備の稼働率を上げて無駄をなくしている。ヨーロッパでは需要の低下もあり4分の1に当たる能力削減をし、それに伴って従業員の退職も。自動車用ガラスでも古い設備を止めて能率のいい設備に集約させている。子会社の数が多いのは国ごとに法律上の法人を置く必要があるためで、実際の運営は連結で合体して行っている。各会社に社長がいるわけではない」
6-3 ITを用いた効率化は?
森「欧州全域と北米を含めたバックオフィス業務はポーランドに集約した。アジアは中国、南米はブラジルに集約。その結果として人員削減も。工場での検査においても従来では目視だったのをカメラとコンピュータでやるように。北米では人員の定着率が低くスキルの上達が進まないため、ロボットを多く導入して人員削減や品質向上をしている」
6-4 物流費を下げる努力が必要では?
森「日本国内の建築用ガラスは千葉で生産して全国に輸送しているが運送コストがかかる。他社と協力し、西日本では他社の工場から、他社の東日本の客には当社の工場からという取り組みも。欧州ではさらに拡げて国間でのスワップを行っている」
7-1 新製品の開発状況を具体的に教えてほしい。
森「最近力を入れているのは太陽光発電用ガラス。ガラスの上に金属膜をコーティングしたもので当社独自の技術。北米のR&Dが推進してきた技術で発電効率を上げる改善を続けている。欧州事業ではピルキントンがフロート製法をリードをしてきたためガラスの融解や成型には先端技術を持っている。最近の自動車はヘッドアップディスプレイや自動運転用のカメラが付いており、ガラスの加工が難しいが我々は先端技術を持っている。高機能ガラスでは日本国内で遺伝子検査機やディスプレイ用薄板ガラスなど。ゾルゲル技術を用いた曇りにくいガラスや水滴が付かないガラスの開発も」
8-1 特許について。申請数やライセンス収入は?
森「出願件数は約100。当社としては費用対効果の高いものを狙って出願している。他社とのクロスライセンスも行なっている」
8-2 株主向けの工場見学会をやってほしい。
森「株主との対話は強化したいが、ガラス工場は安全上の問題も懸念されるため実施していない。対話を深める取り組みとして今日の総会でも製品紹介をしている。最近はWebサイトを通じて製品状況や製造現場の紹介をしている」
9-1 ブレグジットや米中貿易戦争の影響は?
森「ガラス産業は基本的に地産地消のため世界30カ国近くで生産を行っている。イギリスの工場はイギリス市場向け、欧州の工場は欧州向けといった形。自動車産業のように大きな影響を受けるビジネスではない。一部で輸出入が発生するものもあり、タイミングベルト用グラスコードの生産拠点はイギリスだったが一部をポーランドに移した。ガラスそのもののリスクはないが、自動車メーカーなど客が移転する際は協力したい。経済の冷え込みが一番の懸念で需要が縮小した際に向けて柔軟な生産、販売体制を整えていく」
10-1 鉄道によるガラス輸送への見解は?
森「視野にはある。日本でも長距離で送る際は鉄道を使えないかと検討している。欧州や北米では工場に引込線があり原料関係は鉄道輸送も多い。製品によって出荷で使うことも検討」

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配当復活でヒャッハーお祭りだーなんて思っていたけどそんなことはなかったです。
少し厳しめな雰囲気でした。
やはり株価は大切。。。

今日は質問が尽きて閉会したため早く終わった印象だったのですが、昨年とほぼ同じですね。
そのときの記憶が全くないです。自分で書いた記事だけどあの時間合ってるのかな?
(フォーマットを他記事から流用するせいでたまに書き換え忘れることがある)

商船三井に続いてGDPRの質問がありました。
ピルキントンを抱えて欧州ど真ん中なので当然ですね。
たまには自分で質問するかなとも思っていたら聞いてくれた方がいたので感謝です。
(自分の場合、聞いておいて社長そっちのけでスマホ画面を激しく叩き続けるヤバイ奴としか思われないので。"スマホ弄り=遊び"とか"スマホでメモ=外道"のような風潮が早くなくならないかなという愚痴です)
今シーズンの総会は米中貿易戦争の次にGDPRへの対応がホットな話題になるかと思っていました。
実際に取り上げられたのはフルで出席した中だと9社中2社で意外に少なかったです。
これは関係ないからなのか、重要でないからなのか、そもそも知られていないのか。はて?

そういえば今年は通訳さんの出番がありませんでした。
悲しい。。。

旭硝子の方は3月の総会でも言っていたように社名変更に合わせてCM流しまくってますね。
新社名も変更理由も納得ではあるのですが、堅苦しい社名が大好きな自分としては板硝子はどうかそのままでいてと願います。

公式サイトで事業報告の動画がアップロードされるようです。
株主総会のページを見ることがなかったので、前からやっていたのであれば気づかなくてごめんなさい。

展示の実施やお土産配布も継続しており総会運営を頑張っている企業です。
ガラス好きとしても引き続き応援していきます。

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お土産は先渡しです。
カガミクリスタル製のグラスです。
(今年は箱が凄い)
飲み物は会場外にドリンクコーナーがありますが閉会後は閉まるのでご注意を。
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旭化成 第127期定時株主総会

旭化成[3407] 第127期定時株主総会
場所:ANAインターコンチネンタルホテル東京 プロミネンス
日時:2018年6月27日(水) 午前10時

[2019年の記事はこちら]

旭化成の株主総会出席は今回が初めてです。

会場の出席者数は700名程度でした。
直帰の方含めると倍はいそうです。

議長は小堀社長が務めました。
総会の流れは以下の通りです。
・監査報告(小林監査役)
・事業報告(動画)
・対処すべき課題(小堀+スライド)
・議案説明(小堀+スライド)
・質疑応答 10時36分~
・議案採決
・新任取締役紹介
・伊藤会長退任あいさつ
閉会は12時19分です。

質疑応答の形式は以下の通りです。
-質問希望者は色付き出席票を掲示
-マイクまで移動
-数に制限なし
-議長が質問をまとめてから回答
-7人目終了時に残り2問と予告

1-1 今期業績予想が増収減益になる理由は?
小堀「前期は為替が比較的安定し事業運営しやすい環境だったが今年は春先から円高に動いている。今期の想定為替レートは1ドル105円に設定。海外売上高は全体の38%まで増えており、住宅を除いたマテリアルとヘルスケアに限ると55%を占める。1円の円高で営業利益が10億円減少するため、昨年からは為替要因だけで60億円減少した。また将来に向けて成長投資を実行している。今年後半~2020年にかけて立ち上げるプラントを多く抱えている。AIやIoTへの先行投資も。市況面でも昨年は中国の環境規制強化やアメリカの大型ハリケーンの影響により化学は好況だった。今期は一部の石油化学関連市況を昨年より堅く見ている」
2-1 旭化成と東レの差についての見解を聞きたい。
小堀「他社と比べるのは難しい。自由闊達であり上下の壁がなくコミュニケーションが取れている職場環境だと思う。また現場力が強い点も。タコツボ化しているところがあったが横の繋がりを強化している」
2-2 グループ全体における繊維事業の割合について。
小堀「売上高は1560億円で全体の6.6%、営業利益は121億円で6%強。繊維はマーケット環境が厳しく、グローバルで戦えるユニークな4素材に絞った。規模は小さくなったが各事業で拡大投資していく。収益性の高い事業の一つとして今後も力を入れていく」
2-3 杭打ち問題での賠償請求額459億円のうち旭化成建材の負担割合は?
柿澤取締役「建て替え費用を負担する三井不動産レジデンシャルが、三井住友建設と日立ハイテクノロジーズと旭化成建材に損害賠償請求をしている。建て替え費用と住民の仮住まい費用、慰謝料などの総額が459億円。全額の請求には根拠がないと考えているので裁判で訴えていく。額は裁判の争点なので回答は控える」
小堀「グルーブ全体の財務体質は堅強。成長拡大に向けた投資をやっていく中で大きな障害になる金額ではないと考えている」

3-1 杭打ち問題が起きた際に取締役会が開かれないまま社長の会見があった。社外取締役からガバナンスについて説明してほしい。
小堀「取締役会の開催内容や有効性は毎年チェックしている」
市野取締役「杭問題以降、取締役会は活性化している。情報も事業会社から早めに上がるようになっている。二度とないと確信している。7年間社外取締役をやってきたが、取締役会に与える緊張感が緩むのではと思い退くことにした」
白石取締役「取締役会は開催されなかったが情報交換は行われていた。形式的には開催されなかったが情報把握はできていた。事業領域が多様で潜在的なリスクもある。杭問題以降は取締役会終了後に各事業から内容や経営方針、リスクなどの説明を受けて共有している」
立岡取締役「形が整えばうまく行くわけでなく、いかに改善して機能するのものにしていくかが大切。提案意見に迅速で前向きに取り組んでもらっている。企業価値の棄損させないよう議論を重ねて取り組みを強化している」

3-2 伊藤会長の退任理由について。また退職慰労金は発生するのか?
小堀「退職慰労金制度は123期の総会で廃止した」
伊藤「就任当時には会長の定年制がなかったため自ら75歳定年制を導入した。75歳に達したため退くというのが大きな理由。また杭問題の発覚は2015年だが発生したのは2005年であり、その頃に取締役だった者は自分のみ。浅野前社長が辞任した際に辞める選択肢もあったが、会長社長がやめてしまうのは会社の運営が上手くいかないこともあり、残って色々な整備をやらしてもらった。杭問題の責任を取るということも含まれている」

4-1 大阪北部地震の影響は?
小堀「大阪には繊維の拠点があるが従業員に被害はなかった。関係会社の工場で少し損害があったが操業には影響ない。物流関係は懸念、客に迷惑をかけないよう対処している。現時点では大きなトラブルはない」
4-2 普段の地震対策について。
小堀「BCPは重要な項目。各拠点において想定震度が起きた際の対応を考えて訓練している。海沿いでは津波への対応。医療機器も取り扱っているため患者にきちんと届くようなサプライチェーンのあり方も」
4-3 地震保険への加入は?
小堀「事業継続に支障を来さないよう火災保険や生産物賠償責任保険、利益保険などを適正な水準で。具体的な金額は差し控えたい」
5-1 官僚的になっていないか?若手が自由闊達に活動できるように心掛けていることは?
小堀「事業責任者が業績発表のあと現場を回って状況を報告している。会社の状況や方針を現場にしっかりと浸透させる。現場が自主的に主体的に取り組める環境を作ることが重要でありそういう視点でのマネジメントを心がけている」
6-1 繊維事業の4つの素材とは?
小堀「再生繊維ベンベルグを延岡で増設、用途開発を行っている。弾性繊維ロイカはスポーツ衣料や紙オムツで競争優位性があり拡大を図る。レオナ繊維はタイヤコードが中心だったがエアバッグ素材として注目されており、延岡での増設を決定。不織布事業も強化しており人工皮革のラムースも延岡で増設」
6-2 ベンベルグの競合状況は?
小堀「オンリーワンの製品であり現時点で競合はない。他社が撤退する中で粘り強く研究開発に注力してきた。グループとしてもシンボル的な事業としてやっていく」
6-3 AIやIoTの強化について教えて欲しい。
中尾副社長「製造現場での製作技術の向上、研究開発の加速、技術の競争力分析の3つ。我々は3年以上前から調査をしてきた。全社を上げて技術者の育成に取り組んでいる。技術向上ではセパレータや住宅部材など。研究開発ではすでに成果が上がりつつあり、樹脂のコンパウンドが一回で最適な組成ができるようになった。触媒開発でも10倍くらいのスピードでできると結果が得られた。競争力分析では知財の価値評価をしてM&Aに活かすことも」
6-4 バイオや遺伝子分野への参入は?
小堀「大きなトレンドとは考えているが事業にまでは至っていない」
7-1 リチウムイオン電池のセパレータについて。旭化成の優位性や今後の見通しを教えてほしい。
小堀「成長エンジンとして注力する。重要事業であり積極的な投資や人材の投入をしていく。製造方法において当社は湿式得意としていた。乾式に特化していたポリポア社の買収により、湿式と乾式の2つの製造方法を持つのは大きな強み。日本とアメリカで増設計画を打ち出している。引き続き積極的な投資を行っていく」
7-2 配当性向について。
小堀「今回は27.9%、30%をメドに展開してきた。中計最終年度の2018年は総還元成功35%を計画で打ち出している」
8-1 社外取締役の取締役会の出席率が低い。
小堀「100%の出席率を期待したいところだが個人の生活もあって止む得ない事情もある。この出席率なら十分対応できていると感じている。発言や考え方が重要。事前に説明に行って意見を聞くよう務めている」
8-2 内部通報制度について。
柿澤「2005年に導入。窓口は2つあり、コンプライアンスホットラインでは事務局を決めてEメール等で匿名通報でき、もう一つは外部の法律事務所。2015年には購買先や外部取引先にも伝えて対象にしている。消費者庁のガイドラインを元に本人保護や守秘義務は重要なポイントとしてチェック。件数は右肩上がりで増えており年間40~50件。通報が増えているのは従業員から信頼されていると考えている。今回の見直しでは通報の対応が適正だったかを監査役会で評価する形にした」
8-3 株主還元について。
小堀「総還元性向35%を打ち出している。成長戦略への投資を行う中で資本政策や株主還元をしっかり考えて新中計を練っていく」
9-1 以前の総会質疑では住宅関係の個人的なクレームが多くて残念に思っていた。総会にまで持ち込まれないような対応をしてほしい。
小堀「仕事の進め方は住宅関係者の中で徹底していきたい」
9-2 ゾール・メディカルとポリポアの買収効果について。
小堀「ゾールは2012年買収し年平均15%の成長をしてきた。のれん償却も含めて黒字化できている。前期は営業利益198億円。1800億円で買収したが仮に今売るなら1兆円に近い価値がある。ポリポアはEVやスマホ向けに着実に伸ばしている。こちらものれん償却を含めて黒字化できている。将来の成長エンジンになると確信している。ゾールは馴染みのなかった分野のため経営陣全員に残ってもらい現在もそのメンバーで経営。日本と異なる経営スタイルを学ぶことができた。有望な技術を取り組みでもゾールの経営者が活躍している」
9-3 海外子会社のリスクマネジメントは?
小堀「ポリポアでは旭化成の経営陣が乗り込み方針をポリポアと擦り合わせている。ゾールはある程度任せている。医療機器はアメリカではFDAが品質をチェックしているため、我々は第三者的な立場でしっかりモニタリングしている。内部統制、内部監査はできており、逐次取締役会にも状況説明している」

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最低投資金額が下がった銘柄を見つけると総会カードを充実させる目的で買ってしまうアレです。
世の中にはこういう輩もいるので分割併合や単元変更の際は気をつけましょう。

化学は個別質問がなくて良いなーと思いながら聞いていたのですが、質問者の方が仰るには例年は多いようですね。
でも小売りやサービス業の総会で出てくるものと比べれば、住宅ははるかに大きな金額なので言いたくなる気持ちはわからなくはないです。
まあ周りがウンザリさせられるのは同じですが。

株主総会で会長がどっぷりと話す光景は珍しいです。
(昨日のコロワイドは極めて特殊な例なので除くとして)
長く経営の中枢にいられた方が退任に伴い挨拶するという意味では自然ではあります。
ただどうしても旭化成の会長職というと院政経営と言われていたことが頭に浮かんでしまって。
先週のダイヤモンドでも総会のツッコみどころとして「名誉会長の役割」と書かれていたことを思いだしました。

それにしても化学業界はお土産配布を続けている企業が多くてやはり株主に優しい。。。

2018/06/28追記
公式サイトにて事業報告で使われた動画が視聴できます。
よろしければどうぞ。

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お土産は先渡しです。
自社製品の詰め合わせ(サランラップ2種類,クッキングシート,Ziplocフリーザーバッグ,Ziplocスクリューロック)です。
飲み物はミネラルウォーターのペットボトル(インターコンチ仕様)でした。
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30cm幅のは2年前の日立化成で戴いたものが余裕で残っているので、合わせて後3年は戦えそうです。
よく使う15cmの方はクレラップ教徒でしたがこれを機に改宗したいと思います。

コロワイド 第56期定時株主総会

コロワイド[7616] 第56期定時株主総会
場所:神奈川県民ホール
日時:2018年6月26日(火) 午後2時

[2019年の記事はこちら]
[2017年の記事はこちら]

コロワイドの株主総会出席は6年連続6回目です。

出席者は400名程度でした。

議長は野尻社長が務めました。
総会の流れは以下の通りです。
・監査報告(深澤取締役)
・事業報告(動画)
・議案説明(野尻)
・質疑応答 14時24分~
・新任取締役紹介
閉会は14時40分です。

質疑応答の形式は以下の通りです。
-係員がマイクを持参
-報告事項と議案関係以外は質問会で対応

1-1 セグメントごとの業績を知りたい。
野尻「レインズの業績は好調。アトムは前々期に落としたものの前期は回復した。カッパクリエイトは前々期は赤字だが前期に黒字化。コロワイドMDは前期は食材の値上がりで粗利益が若干落ちて業績は伸び悩んでいる。海外事業は11ヶ国で展開し、前期の赤字はシンガポールのみで今期は確実に黒字化する予想。フレッシュネスバーガーは予定通りに進んでいる」
2-1 カッパクリエイトコリアをレインズに売却した理由について。また海外展開にレインズのブランドが多い理由は?
野尻「海外事業は全てレインズ連結でやった方が合理的なので譲渡した。牛角としゃぶしゃぶ温野菜、かっぱ寿司、にじゅうまるを海外で展開。当面はローカルの受けがいい牛角と温野菜を中心にやっていく」
根本レインズインターナショナル社長「主にインドネシアとタイに重きををおいて出店を進めている。肉の調達や施工での部材調達に時間やコストがかかっている。アメリカでは焼き肉文化が広まっているので出店には力を入れていく」
3-1 投資業をしている子会社について。
野尻「投資は事業に関係あるもの以外全くやってない。投資不動産は自社で使っていたものの転貸や貸出がほとんど。株式持ち合いはごくわずか、純投資は1銘柄のみで14億円程、引き受けたときの倍になっており急いで処分する必要がない」
3-2 戸津氏が取締役から外れている理由。
野尻「レインズUSAの社長をしている。アメリカでマネジメントをしているため毎月帰ってくるのは大変。一度取締役を外れてアメリカ事業に専念させている」
3-3 カッパコリアがレインズに移ったが、根本社長は物流のプロではあっても水産には詳しくないのでは?
野尻「グループで水産専門の部署がある。根本は親会社の社長でありカッパコリアには別に社長がいる。グループの機能を使って教育しているので心配ない」
3-4 一部の海外子会社が100%出資でない理由は?残りは誰が保有しているのか?
野尻「スピーディに事業を展開するため現地の有力企業と合弁会社にしている。100%になってないのは海外企業との合弁会社と理解していい。レックスの99.9%は税務上の問題で、連結納税から外すために0.1%を他社に持ってもらっている。未公開会社なので名前は伏せるが立派な会社」

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続いて株主質問会に入りました。
株主質問会の流れは以下の通りです。
・会社紹介(動画)
・質疑応答 14時54分~
・蔵人会長講演 15時22分~
終了は15時35分です。

質疑応答は一部だけ載せておきます。

Q レインズ店舗での株主優待対応は?
野尻「FC展開をしているためコストがかかりすぎるのでこれからもできない」
Q 株式分割の予定は?
野尻「現在のところ予定はない。買いやすくするべきなのはその通りだが、優待との絡みなど総合的に考えて判断している」
Q 牛角と甘太郎の焼き肉の味の差について。←[好きな質問と回答だったので]
蔵人賢樹取締役「甘太郎は低価格のためむちゃくちゃ良い肉を使っているわけではない。より質のいいものに変えていきたい」
Q 優先株について。
野尻「株主総会で決議して発行したもの。買い入れ消却する選択肢はあるが直近では予定にない。増資では株主に迷惑がかかるため、議決権のない優先株でM&Aの資金調達をした経緯がある。クーポンは若干高いがご理解いただきたい」
Q 出席者数が減ったので株主総会の会場は昔のようにホテルでいいのでは?
野尻「検討する」
Q 受動喫煙問題への取り組みは?
野尻「国では法案が通ったが喫煙ルームの仕様など詳細までは法制化されていない。9月くらいまでに具体的な話が出ると聞いている。グループ全店舗の52%で何かしらの工事が必要になると考えている。全ての店舗で受動喫煙防止に対応した店舗に変えていく」
Q 既存店売上げの数値目標について。
野尻「5月は休日数の問題で100%を割っている。客数、客単価ともに前年並み。通期では既存店全体で101%を目標」

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お土産ないのに横浜まで行くのはマゾいなとは毎年思っているのですが、コロワイドの総会にしかないコンテンツがあるので。
蔵人会長の経営論のような漫談のような愚痴のような何かはここでしか聞けません。

直前に質問した方が「コロワイドが劣化してないか?」と言ったことから「仰る通り」と乗っかる形で始まりました。
今回は役員への公開説教感が特に強かった印象です。
笑ってたのは野尻社長くらいで他の方々はビシッとしながら聞かれていました。
蔵人会長が社内でどのような存在なのかを察する光景だったかなと思います。

自分が参加するようになってからはコロワイドの総会会場といえば劇場ですけど変わるんですかね。
同様のビックカメラでは、狭い通路にも関わらず質問者を歩かせてマイクまで行かせるものだから疑問を呈しましたが。
コロワイドはマイクを持った係員が走り回るスタイルな上に会場はガラガラなので。
自分としては駅から近かければ何処でもいいかなって感じです。

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お土産はありません。
召集通知に記載があります。
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商船三井 2018年定時株主総会

商船三井[9104] 2018年定時株主総会
場所:品川インターシティホール
日時:2018年6月26日(火) 午前10時

[2019年は不参加]

商船三井の株主総会出席は今回が初めてです。

出席者は500名程でした。
(実際はもっと多い)

数分遅れての到着です。

議長は池田社長が務めました。
総会の流れは以下の通りです。
・事業報告(ナレーション+スライド)
・補足説明(池田)
・議案説明(池田+スライド)
・質疑応答 10時37分~
・議案採決
・新任役員紹介
閉会は11時50分です。

質疑応答の形式は以下の通りです。
-質問希望者は色付きファイルを掲示
-係員がマイクを持参
-1人1問まで
-議長が質問をまとめてから回答
-9人目終了時に残り1,2問と予告

1-1 保有船舶の船籍について。外国籍にする理由は?
高橋副社長「日本籍船は62隻、パナマ船籍は70隻前後。その他がマーシャル諸島、バハマ、ケイマン諸島などの便宜置籍国。売買において船舶登録の機動性がある。また固定資産税や船舶登録税が安い」
1-2 パナマで政権転覆があった際の影響は?
高橋「政情不安が発生したら速やかに他の置籍国に置き換える対策をとっている。現在はパナマと良好な関係。一方で日本政府が日本籍船の少なさを懸念しトン数標準税制によって数を増やす努力をしている。当社は2023年後には75隻まで増やす予定」
池田「パナマの国情は安定している。日本とパナマの関係も良好。パナマ運河もあり経済的には豊か」
2-1 GDPRへの対応状況は?
高橋副社長「EUに子会社があるため従業員や取引先、客の個人データを保護する必要がある。旅行手配においてもEU市民の個人データを取り扱うことになる。欧州乗組員の個人データも。個人データの取り扱いの承諾、保護を契約の形で締結。過去1年ほど準備を進めてきており、法律施行段階では関係する社内の全組織で対応済みを確認」
池田「ヨーロッパの事業所、船員のデータ管理はしっかりやっていく」

3-1 さんふらわあの外装が錆びついている。
池田「国内フェリー事業は大きなシェアがありカジュアルフェリーを進めていく。指摘を受けるのは恥ずかしいところ」
田邊取締役「整備状況申し訳ない。フェリー網は西日本中心、特に瀬戸内はカジュアルクルーズの一環として好評を博している。志布志航路は新造船投入が後順位な現状がある。航路は維持するしタイミングを見て新造船も検討していく。整備は当該会社と早急に対応したい」

4-1 にっぽん丸の予約が取りにくい。電話もつながりにくいので工夫してほしい。
田邊「最近にっぽん丸の評価が上がって予約が取りにくい状況。電話回線数や受付人員を増やすようにしている。さらなる改善策をしていく」
池田「予約の受け方は検討していく」

5-1 特別損失計上について詳細な説明をしてほしい。
丸山取締役「内訳の最大のものはコンテナ事業会社に貸し出す船の損失。これまでコンテナ船は約90隻運用してきたが70隻弱は自社保有ではなく船主から借りて運航する形だった。その中にはコンテナ市況が高い時期に契約したものがあった。コンテナ事業をOcean Network Expressに移管するにあたって船を貸す必要があり、貸し船料と借り船料の逆ザヤを見積もって特別損失として引き当てた。18年度以降も逆ザヤは解消されないが引き当てたことで損失は発生しない」
池田「引き当ては一括して複数年計上している。これに関しての損失は将来的に出てこない。コンテナ船は初年度から大幅に改善できると期待している」

5-2 経営計画に出てくる"中期的"、"当面"などのスパンは?
丸山「昨年の時点で4~5年をイメージしてきたが、今回の引き当てにより利益回復は早くなった。2~3年くらいのイメージ」
池田「成長するための投資機会が多いためそちらに回すことも必要。当面は連結配当性向20%でやっていきたい。将来的には30%まで改善したい」

6-1 経営計画に出てくる"海技力強化"とは?
加藤常務「船を安全に効率的に動かす力、客のニーズに応える技術力、客が気づいてないことを提案する力の3つを海技力と呼ぶことにした。ICTの活用による安全性の向上や、営業と海技者が一体となって客のニーズを取り組み、掘り起こして提案する」
池田「130年以上の歴史で培ってた知見やノウハウ、技術力を総じたもの。まずは安全運航。また外国人船員をマネジメントする能力は引き続き役立つ」

7-1 にっぽん丸について。東京五輪の際に海上ホテルとして使われることは?新造船は?
田邊「クルーズの効率的な再考、コスト合理化、船内グッズ販売など付帯収益で増収を図る。好評を博しているので増収の道はある。ホテルとして検討されているものは外国籍の大きな船であり、にっぽん丸は小ぶりでクルーズに適した船。2020年のクルーズを再考する際にはそれも選択肢の一つ。にっぽん丸は改装や普段の整備により船そのものはしばらく十分に活躍できる。現時点では新造船の具体的な検討には入ってない」
池田「クルーズ事業は社内で引き続き検討していく。貴重な意見」
8-1 コーポレートガバナンスについて社外取締役から説明が欲しい。
松島取締役「取締役会どのように運営されているかが重要。当社の役員会は開かれて自由闊達に意見が言える場。コンテナ事業の統合や経営計画については取締役会でも何度も議論した。執行側が社外役員の意見を真摯に受け止めている。個人としては、プロジェクトの収益性とリスクのバランスや、経営全体の課題と将来の姿との整合性の観点からチェックしている。コーポレートガバナンスはまだまだ改善する余地があるが、ここ数年で格段に改善してきている」
勝取締役「当社が進んでいる点は取締役会の実効性の強化をする努力を続けているところ。またダイバーシティや社会的責任にも配慮した会議運営ができている」
藤井取締役「風通しがいいことが企業統治で一番重要。社外取締役としては中長期的な視点で、プロジェクトが将来に社会的に貢献できるのか、リスクをどう考えるのかといったように議論している」

池田「改善に努めていく」
9-1 自動車運搬船の競争法違反について。解決までの見通しは?
田邊「心配かけて申し訳ない。カルテルに関わる係争は二つあり、日本の公取委にあたる公法的なカルテルへの制裁と米国利害関係者からの損害賠償の集団訴訟。現地及び日本の法律専門家を雇って対応。アメリカの裁判プロセスに左右されるところがあり、審議には誠実に対応している。結論が出ると予見できるときになれば適時開示する。公法については日本、韓国、ヨーロッパでは結審している。我々が遅らせてるわけではない。訴訟を取り扱っている機関のペースが遅いことには不満を持っている」
池田「主要な当局の処分は下っている。アメリカを含む一部の国で当局の捜査や訴訟が続いている。再発防止策にしっかり取り組む。言いたいことが言えない風土があったのではと反省して改革に取り組んでいる」

10-1 コンプライアンス体制について。
高橋「4月から自分がチーフコンプライアンスオフィサーを務めている。オフィサーの下にコンプライアンス委員会があり、予防や再発防止を常時検討している。各部門にコンプライアンスオフィサーを配置し報告する体制を作っている。内部通報による事案の認知が増えているため、社外の弁護士事務所に通報窓口になってもらい匿名の内部通報を受けるようにしている。認知した事案は最大限の調査をして不祥事の防止、是正に努めている」
池田「コンプライアンス体制を責任を持って構築していく。仕組みを作っても魂を入れないといけない。何でも言える風土がやはり大事」

11-1 株価の低迷はIRが弱いのでは?
池田「コンテナ船、ドライバルク船で構造的な見直しをした。10年後を見通して新たな手も売っている。IRや株主との対話を更に深め理解してもらい株式市場でも認識が改まるよう務める」
11-2 米中貿易戦争の影響について。
池田「対象品目全てに関税をかけても海上荷動き両全体の1%あるかないかで、一挙にに減ることは考えづらい。米中の別の国から買う必要が出てくるためは大きな影響はない。むしろ企業収益の減収や国民経済の影響による世界経済の全体の減速が、海上荷動きに影響を与えるかもしれない。現時点では何が起こるわからない。注視していく」

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今シーズンはコンテナ船の統合というビッグニュースがあったので、本当のところは海運3社とも出たかったのです。
川崎汽船はデンカ優先の俺ルールのため行けませんでしたが、今日の商船三井はなんとか出席。
(海洋掘削がああなってしまったので国際帝石の総会と迷いましたが、まあここは予定通りに)

これまでの郵船と川崎汽船の総会の経験から、海運企業は総会運営にあまり力を入れないという観念が自分の中でできていました。
ここも似たような感じなのだろうと思いながら出席したのですが、全くそんなことはありませんでした。
まさかの総会運営ガチ勢でした。

まずは出席票です。
なんか妙に大きいしペンも添え付けてあるので何だろうと思っていたら議決権行使のマークシートになっていました。
なあなあな拍手採決ではなく正確な数を記録したいということのようです。
こういった動きがあることは知っていましたが、実施している企業は初めて見ました。

事業報告のスライドでは、"FPSO船はこんな船"、"自動車運搬船の中はこんな構造"といった説明も含まれていて、海運に詳しくない人でも理解できるような親切設計でした。
展示に関しても郵船の総会では飛鳥クルーズの案内を配る程度なのですが、こちらはクルーズの紹介はもちろん、企業年表や船の模型も置いてあったりと余りスペースがないにも関わらずかなり力入っていました。
ドリンク片手に見ましたが面白かったです。

気になったのは"第〇〇期"ってのがないんですね。
まあそんな問題ではありませんが。
あと田邊取締役がめっちゃ謝ってたのが記憶に残りました。

自分の中では資生堂やいちご、グリーなどを総会運営のトップ評価にしていますが、商船三井もこの高評価群に入りました。
あとは開催日がもっと早ければ文句ないところです。
来年もできれば行きたいけど最終週は資源系と被りやすいからどうなるか。

質疑の内容で気になったのがGDPRへの対応です。
経済雑誌でこれについて読んだ際は、「今年の総会でめちゃくちゃ聞かれそう」なんて思っていたのに今日まで頭から抜けていました。
おそらく先週までに出席した総会の事務方もしっかり想定問答を作っていたことでしょう。
徒労に終わってしまい気の毒に。

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お土産は後渡しです。
にっぽん丸のビーフカレーです。
(クルーズの案内とともにポストカードが入っていたので一緒に載せておきます)
飲み物は会場外にあるドリンクコーナーが利用できました。
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ADEKA 第156回定時株主総会

ADEKA[4401] 第156回定時株主総会
場所:ADEKA本社 15階ホール
日時:2018年6月22日(金) 午前10時

[2019年は不参加]
[2017年の記事はこちら]

ADEKAの株主総会出席は2年連続2回目です。

出席者数は200~300名でした。

数分遅れての到着です。

議長は郡社長が務めました。
総会の流れは以下の通りです。
・事業報告(郡+スライド)
・対処すべき課題(郡+スライド)
・議案説明(郡+スライド)
・質疑応答 10時35分~
・議案採決
・新任取締役紹介
・城詰新社長挨拶
閉会は10時43分です。
その後に別階で懇親会が開催されました。

質疑応答の形式は以下の通りです。
-質問者はマイク席まで移動
-特に制限なし

1-1 郡社長体制の6年間では毎期増収増益で増配続き、株価も上昇し感謝する。新社長は決意表明を。
郡「お褒めの言葉感謝。今後は代表取締役二名体制で一層の飛躍を遂げたい」

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何故か保有銘柄の開催日が今日を避ける避ける。
(IHIはもう持ってなくてごめんなさい)
危うく空白日になりそうなところをADEKAが救ってくれたので今年も出席です。
ただADEKAの記事はデンカ以上に読まれないのですが…

昨年同様に質問は激励のみでした。
いろいろな総会を回っていると、これはこれで特徴があっていいかなと思います。
ADEKA総会の開催意義は、OBや関係者の皆さんが楽しくお茶しながら話す場所を提供するためにあります。
それに対して株主側からは「面倒なことは40分で気持ちよく終わらそう」という強い協力姿勢が感じられます。
守りたい、このシャンシャン総会。

懇親会ではフリードリンクとお菓子、サンドイッチ等が振舞われます。
見た限りでは巷で聞くような"取り合い"だとか"ダイレクト食い"だとか"鞄からタッパー登場"なんてことはなく平和的です。
ただ自分としては大アウェー感に遭遇した昨年の経験から、ウーロン茶をキメ込んですぐに退却しました。

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お土産は後渡しです。
LE CLAIR(群馬県太田市)のショコラータです。
飲み物は上述の通り懇親会でドリンクサービスが利用可能でした。
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不定期更新。
文章力には期待しないで下さい。
大きな掲示板では晒さないで頂けると嬉しいです。
2021/07/01
やる気が尽きてきており今後の更新はかなり怪しいです
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